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いっしょにいてストレスになるかならないか、手っ取り早く見極めるバロメーターのひとつは、やはりケンカの頻度でしょう。 いっしょにいてあまりケンカにならないのは、相性がいいという一番分かりやすい証拠で、長くいっしょに生活する相手として、ベストパートナーといえるでしょう。 ケンカするほど仲が良い、とはよくいわれますが、これは単なるケンカの言い訳に過ぎません。 当たり前のことですが、人間が一生で使える時間は限られています。 仕事をしたり、ご飯を食べたり、遊んだり、睡眠を取ったりと、さまざまな形で時間を消費していきますが、その中でケンカをしている時間というのは、絶対的に楽しくない時間で、レクリエーション感覚で楽しんで恋人やパートナーとケンカする人はいないでしょう。 夫婦二人で過ごせる時間にも限りがあって、たとえば1日8時間をともに過ごし、そのうち2時間ケンカしていたら、いっしょにいる時間の4分の1も嫌な気分でいることになります。 それでは幸せになれないのです。 ある調査では、人の寿命を縮める一番の要因が「ストレスフルな配偶者がいること」という結果が出ているようです。それくらい、相手によるストレスというのは、重大な影響を及ぼすのです。 人間が二人揃えば、どの組織や社会でもケンカする事情は発生しますが、どちらかが我慢すればいい、ということでは、どちらか一方だけがストレスをためてしまうでしょう。 ただ、ケンカすることはあっても、長引かせずに、適当に切り上げることが大切です。 相手が悪かろうが、自分に非があろうが、ケンカすればどちらも不愉快になるのは間違いないです。 お互いがひどい言葉を投げつけあう時間は、少しずつ相手への愛を失わせていく時間であり、もし仲直りができても、人は嫌な気持ちになったこと自体を、そう簡単には忘れないものです。 長く付き合っていく相手を選ぶとき、「けんかをしない」「ケンカが少ない」という条件は、譲れないものの一つです。 |
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