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恋愛しているあいだは、その人だけを見ていたらよいでしょうが、結婚 ということになりますと、いろいろな関門を通過しなければなりません。 たとえば、相手が長男であれば、相手の両親と同居しなければならず、その時には、姑さんとうまくやっていけるのか、あるいは、お互いの生まれた環境の違いや恋愛で見えなかった性格などもいろいろ考慮しなければならないでしょう。 日本では、ちょっと前までは 「結婚してみようか」という軽い気持ちでする人があったり、同棲してお互いの相性などを見てから結婚しようと考えていた人もありましたが、現在では、女性が経済的に自立した関係で、男女の役割分担の境界が不明確になり、掃除でも料理でも、できるほうがすれば良いという考え方が広まった関係からか、逆に結婚が晩婚化した傾向があります。 あなたの結婚の絶対条件は何ですか。 結婚を真剣に考えるとき、確認すべきことは相手の親や家族や社会的地位などではないのではありませんか。 それらは、あなたにとって真に重要ではないからです。 たとえ姑さんとの仲が悪くても、あなたが誠意を尽くせば人は変化していきます。 子どもが産まれたら急に仲良くなった話もあります。 重要なのは、お互いの価値観とふたりの目指す方向性ではないでしょうか。 お金やモノに対する価値観などは育ってきた環境に左右されます。 あなたの精神的な価値観が大切です。 たとえば、成功や幸福をどのように考えているか、他人に対してどのような偏見や差別を持っているかです。 そういったものが家庭の空気を作ってしまうからです。 どんな家庭を作ろうかと二人で話し合うとき、たいがいは旅行は年に1回はしようとか、あるいは、家を建てるときには、こういう色彩でベッドはこういうふうに配置しようとか、いろいろとビジョンを描く人は多いでしょうが、本当は、どんな考え方を基本とした家庭を築くかを話し合うのが良いのです。 お互いに目標とする家庭のあるべき姿を話し合って、お互いに目標が一致するとき、本当の幸福な家庭が築かれるのではないでしょうか。 要は、お互いの魂を磨き合えるような家庭が素晴らしい家庭となり、また、いぶし銀のような夫婦になれるのです。 |
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