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「女は男の腕枕で、男は女の膝枕で」という言葉があります。どちらも寝るとき一番極楽な寝方ということですが、ここに、非常に重要な男と女の心理が表れています。 女はしっかり抱きしめてくれる男を望んでいるのに対し、男は無防備の自分をさらけ出せる女を最高、と考えているのです。 膝枕に寝かせてくれるとすれば、それは自分のだらしのない一面を許し、ゆったりくつろがせてくれるタイプの女性です。これを整理すると、 @ 母親的なあたたかさがある A 普段着の自分を見せられる B 安心して甘えながら寝られる C いつでも起き上がって、外に出かけられる ということになるでしょう。 男にとって、こんなくつろげる女性が他にいるでしょうか? 中でも、Cは男にとって大きな魅力です。 一般的に、独身を長く謳歌してきた男ほど、女性に縛られるのを嫌います。ところが、女性は結婚したとなると「いつまでも自分のところに帰ってくるのが当然」と考え、それを夫に求めます。 確かにその通りなのですが、自分から自発的に帰るのと、妻から命令されて帰るのとでは、男にとって天と地ほどの差があります。 夫に命令口調で「今夜は七時までに帰ってきてくださいね」という妻は、かなり不人気です。この瞬間に「この女と結婚して失敗した」と、男は思うのです。 逆に、「出かける自由と帰宅時間の自由」を認めてくれる女性なら、男は手放したくない、と思うでしょう。 さらにもう一つ加えるなら、「バカな自分」を露出できる女性であれば、「絶対」がつくほど手放したくないし、最高の女性だと思うはずです。 ある調査によると、結婚した男たちは、意外に妻の前で緊張しているそうです。文句をいわないか、怒られないか、内心ビクビクしている夫も少なくありません。 ではそれほど悪いことをしているのかというと、そんなことはありません。むしろ些細なことが、妻の気に障ります。 私の前でおならした、子どもの前でパンツ姿になった、頼んだ買い物を忘れた・・・などで、罵られる夫が多いのです。 それだけに、バカな自分を見せられる女性に、ほとんどの男たちは憧れます。実は、意外に他愛ないことで、男は女性を「手放したくない」と思うものなのです。 |
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