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男友だちができないと悩んでいれはるのであれば、まず毎日の道を変えてみることです。仕事や会社に出るのであれば、できるだけ交通機関や歩く道を変えるのです。 これは釣りの心理と同じで、いつまでも釣れない場所で糸を垂れていても、魚はかかりません。また、よしんば魚が引っかかったとしても、同じ場所で釣れる魚の大きさや種類は、ほとんど似通っているので、緊張感や興奮がなくなってしまいます。 ある女性はマンションを移ったとたん、モテまくったといいます。それは実に簡単なことで、独身男性が多い地域に偶然引っ越したからなのですが、こんなことも起こりえるのです。 またある女性は、一週に一回だけ、繁華街のある駅で地下鉄に乗り換えるようにしたところ、その日はいつもより派手めの装いをするようになり、それが職場の男たちの目に留まって、デートに誘われるようになった、といいます。 このケースは、一見すると男に誘われたように思えますが、実は、知らないうちに女性が男に誘いをかけたものです。誘いをかけるというと、すぐ「どう声をかけるの?」と、言葉や表現を考えがちですが、装いという誘い方もあるのです。 しかしその装いにしても、「道を変える」という、いわば習慣や日常からの脱皮からスタートしているだけに、あなた自身の魅力と無関係な場合がしばしば起こります。 女性の性格の一つに、なんでも自分自身に原因がある、と思い込む癖があります。男友だちができないのは、私に欠点があるからだ、セクシーさがないためだと、なかには自分を責めすぎる人もいます。 これが高じると、太っているからダメなんだ、無理なダイエットでやせる人もいますが、実は日常の生活ぶりや習慣を直せば、男が近づいてくる、というケースがいくらでもあるのです。 道を歩くとき、通い慣れた道だと風景も珍しくないため、ほとんどわき目もふらず歩くことがあります。そんなときは、その歩き方で男は声をかけられなかったり、反対に女性は、知った人がいる道で男に誘いをかけられない、ということが起こりえるものです。 ところが繁華街のように、見知らぬ人ばかりの中では、恥や外聞を気にする必要はありません。 お面や仮面の発達は、仮面舞踏会のように、全員が見知った人ばかりであるにもかかわらず、「ここは見知らぬ人々の場」という架空の掟を生み出しました。 だからこそ伯爵夫人のように夫がある身でありながら、大胆な愛の場になったわけですが、あなたもときに、「見知らぬ人の街」を散歩してみるといいでしょう。 |
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