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本当にお金の値打ちを知っている人は、自分が価値を見出していないモノ、たとえば、恋人が欲しがっているモノなどにお金を使うことのできる人で、結婚相手にすべき男といえるでしょう。 これはたんにおカネの使い方の問題を言っているのではなく、他人の価値観を理解できる包容力と懐の深さを持っているということです。 彼女のためにお金を使うことができるのは、彼女の喜ぶ顔に価値観を見出せることのできる「いい男」だけです。彼女をベッドに誘うためにお金を使うのは、自分の欲望に価値観を見出しているだけですから、懐の深さとは関係ありません。 自分の趣味に対しては、お金を惜しまずに使う人がいますが、自分のモノを買うときには「カネ離れがいい」とは言わず、誰か人のために使うときに「カネ離れがいい」という表現をするそうです。 テレビの「開運!なんでも鑑定団」などを見ていますと、骨董品のためには、家族の生活費など何も考慮せず、ひたすら趣味の骨董品にお金を湯水のように使っている人を見かけますが、本人にしてみれば、それに価値を見出しているのですから、ムダづかいだとは思っていないようです。 世の中にはケチといわれる人がいますが、オカネを節約することはいいことですが、非難の対象になるのは、自分の価値観は肯定できても、他人の価値観が理解できないということです。 そういう男とつき合っていると、女性もしだいに感化されて狭い価値観を持つようになり明るさと無邪気さがなくなり、あなたがどんなに面白い話を投げかけても、突いて出る言葉はグチと不満だけです。否定することしかできないのです。 また、他人を褒めることもできないため、この人と話していてもちっとも楽しくないし、不愉快になるだけです。 価値観の広い人は、自信と余裕があるため、他人の欠点を見ようとせず、かえって他人の良いところを見つけ出しては褒めようとしますが、価値観の狭い人は、人を褒めると自分が負けたように考えてしまいます。このため、つまらない人ほど相手の良いところを見ないで、まわりを否定しようとするのです。 いずれにしても、グチや不満、あるいは他人の悪口からは、将来に対して何も新しい展望が開けないし、チャレンジ精神も発揮されることもありません。 他人のために惜しげもなくオカネを使える人が、大きな価値観を持っているのです。 |
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