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二流の男が女性を落としてホテルに誘おうと思うときには、必ず、女性にお酒を飲ませてから口説き始めるものです。 男の考える基本パターンは、まずは景色のよいレストランで高級ワインを少し飲みながら食事をし、そして夜が更けてからホテルのバーに場所を変えて口説くというシナリオです。 ただ、なかには、女性を早く酔わせてしまおうと、強い酒を何倍もすすめて、口説く男もいますが、「いい男」は、お酒の勢いを借りて口説くようなマネはしません。 口説くときには、しらふで女性を落とすものです。 しらふで口説けないような魅力のない男は、たとえ酔って口説いても気の利いた殺し文句など言えるはずもありません。 口説くときに酔っているかどうかは、男が酔っているかどうかであって、女性のほうは多少酔っていても問題にはしません。 ただ女性が飲みすぎている場合には、「いい男」がしらふで口説くこともないでしょう。 なぜなら、女性もあまり飲みすぎて泥酔状態になってしまうと、相手に対する警戒心や社会常識が薄れており、そんなときにたとえ口説いてベッドインまでできたとしても、男のプライドが許しません。 「いい男」なら、やはり女性がホロ酔い気分で、ほんのり顔が桜色になったころに、警戒心が薄れ、性的欲求も高まっているので、しらふで一気に攻めるでしょう。 いつの時代も「いい男」と「いい女」が口説いたり口説かれたりするのも、お酒がからんだ席が多いですが、女性の場合には、酔わないことを自慢してはいけません。 女性は上手に酔ってあげることが大切です。 よく女性の中には、「私はお酒が強いのよ」と言っている人がいますが、これは「私はいくら飲んでも酔わない」と表明しているようなもので、男からすればつまらない女性なのです。 お酒に強いかどうかの問題ではなく、お酒に酔えるか酔えないかということが大切なのです。 男と女の世界では、お酒に酔うことも必要で、それは実際にお酒に酔ってしまったかどうかではなく、酔える演技ができるかどうかなのです。演技をしているうちに、だんだんと本気になって心が高ぶってくるのです。 酔ったふりができる女性には、「いい男」がしらふで口説いてくるでしょう。 |
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