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恋愛の初期は、最初は相手のいいところ、強いところに惹かれ合って交際が始まりますが、デートも重ねるようになって少し時間が経ってきますと、相手の欠点とか嫌な部分がだんだんと見えてきます。もちろん、自分の弱いところも相手に見られます。 そういうときに、自信のない男は、完ぺき主義者と同じで、自分の弱みを見せようとしないし、弱いところは隠そうとしますが、一方、逆に相手の弱みを見つけると、それを非難し責めようとします。 包容力があって自信のある男なら、彼女に自分の強いところなどあえて見せようとはしないし、逆に、「僕にはこんな間抜けなところがあって、仕事では失敗ばかりする」といって笑い飛ばたりします。 そういう男性は、彼女の弱いところに対しても寛大です。 だからいつまでも安心してつき合いができ、結婚相手になるのです。 会社で働いている人なら分かると思いますが、仕事でも遊びでも完ぺき主義でないと納得しない男がいないだろうか。 自分の思ったとおりに一から十まで出来上がっていなければ満足できない人で、プロセスが一つでも違っていれば、一からやり直すに、出来栄えさえも美しくなければ満足できない人です。 こういう男は、一見するとやり手で有能な男に見えますが、決してそうではありません。 気が繊細で小さく、人の欠点とか人のやった過ちなどを見逃すことができず、言うなれば自分自身の心を自分で縛っているような状態で、包容力や優しさなども一切持ち合わせていないのが特徴です。 もし、完ぺき主義の男とつき合っているなら、今すぐ別れたほうがいいでしょう。 自分の強いところとか、完ぺきなところしか見せない人は、彼女が弱いところを見せたときなどに、「なんだ、おまえこんなこともできないのか」とがっかりします。 人はだれしも弱いところと強いところがあるわけですから、強さと弱さを知ったうえで愛さなければ、恋愛など続くものではありません。 たとえば、弱いところといえば、わがままや頑固なところなどが考えられますが、こういうところは、時と場所、あるいはその場の状況や雰囲気によって、誰しも出てくるもので、それにいちいちこだわるような狭量な男とはつき合わないことです。 つき合うときは「弱点」や「まぬけなところ」「カッコ悪いわがままなところ」などを出しても許してくれる相手を選ぶことです。 |
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