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人はそれぞれ自分の価値観を持っているものであり、その価値観から外れた考え方や行動を否定したりするものです。 これは自分の価値観を絶対だと思っていることから生じるものですが、この世界は相対で成り立っており、絶対これが正しいとか、正しくないというものはありません。 ですから、価値観の広い人ほど、他人の価値観をも包み込んでしまうため、相手の考えていることや行動を理解するだけの度量があるのです。 結婚相手は、こういう価値観の広い人を選ぼう。 男女関係の問題の発端でも、自分の価値観が一番正しいと思うという錯覚からすべて始まっています。 だれでも自分の心の中で決めた価値観を土俵にして、人の価値観を量るため、自分の土俵の中に入れない価値観を排除するのです。 自分の価値観を土俵にして人の価値観を量るなら、千人いれば千人の土俵があり、1万人いれば1万人の土俵があって、これではいつがたっても、同じ土俵に立てることはありません。 ですから、「いい男」というのは、度量が広く自分のちっぽけな価値観を捨てているため、自分が戦う土俵がなくなり、他人の土俵が全部、自分の大きな土俵(全ての価値を認める)の中に入っているのです。言うなれば、孫悟空がいくら暴れまわっても、所詮はお釈迦さんの手のひらで踊っていたようなものです。 こういう価値観を持った「いい男」は、あなたが「やりたい」と思っていることをやらせてくれるだろうし、あなたがやりたいけど「やってはいけない」と小さい頃から教えられていたことでも、やらせてくれるのです。 人が「やってはいけない」と思っていることに犯罪がありますが、これは当然やってはいけない範疇に入りますが、そうではなく男と女の関係で従来から「女性はそんなことを言ったらいけない、してはいけない」などと道徳的なことを言われたりしますが、これは価値観の押し付けなのです。 「いい男」は、そういう価値観に束縛されないだけの大きな包容力がありますので、彼女が「やってみたい」と思っていることは、なんでも挑戦させてくれるでしょう。 卑近なことで言えば、たとえば競馬とかパチンコなどギャンブルをやってみたいといえば、まずは経験することが大切だということで、連れて行ってもくれるでしょう。 そこで、あなたがどう学ぶかは別ですが。 |
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