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メールをたくさんほしい女性と、週に1度会いたい男性がいますが、この心理が男と女のすれ違う大きな原因になっているのです。 女性にとってどうしても譲れないことは、「彼とのコミュニケーション」でしょう。恋をすると心配性になる女性は、彼からの連絡がないと元気がなくなり、不安が募ります。 恋をする女性にとって連絡とは、彼が元気であるということがわかるのと同時に、「自分を気にかけているから連絡をしてくれる」と愛を実感できるものです。 一方、男性はコミュニケーションをあまり重視しないし、連絡は用があるときのみで、日常では必要ないものとしています。 彼女から連絡がないということは無事である証拠で、用事があるなら連絡をする価値があるものの、用事もないのに連絡するのは時間の無駄で、価値がないものと男は判断するのです。 ★ほとんどの男性は、女性との恋愛は信頼関係だと思っています。男性は会えないときに彼女に望むのは、「僕を信じてほしい」ということです。それに対して女性は、彼を信じたくても、信じるに値する言葉のサポートがないと信じ切れないのです。
男は、仕事で疲れた体と心を、いつだって女性から癒されたいと考えています。ここでいう癒しとは、女性らしい気配りができて優しい心を持ち、話しかければ微笑むような笑顔で返してくれるようなことを指します。 仕事で疲れたとき、癒しを求めて彼女に会い、そこでホッと一息つけるのを望んでいます。そして性欲を満たしてくれるセックスと安らぎを得たいと思っているのです。
一方の女性は、同様に癒しを求めているものの、男性に期待しているのは、カウンセラーとしての話し相手であり、女性は無言の癒しよりも、会話による癒しを求めているのです。 男性が黙って彼女の膝枕で眠りたいのに対し、女性は言葉のキャッチボールがあって恋愛は成り立つと考えているから、今日の一日の出来ごとをすべて聞いてほしいのです。彼が不機嫌で無口だと、自分は嫌われているのではないかと錯覚します。一方の男性は、疲れたときには面倒な相談を持ち込んでほしくありません。
また、女性は誕生日などのイベントが大好きですが、男性にとっては、あまり意味を持ちません。自分の誕生日さえ忘れていることがあります。 女性はクリスマスにしろ、バレンタインにしろ、イベントにロマン抱き、期待するのが女性です。 しかし、男性はイベントに興味のない人がほとんどで、付き合いはじめなら彼女を喜ばせようと、各種のイベントに気をとめても、仕事などで忙しくなると男性はイベントに興味がなくなります。忙しすぎて、彼女の誕生日さえ忘れるほどです。 とくに年末になると忙しくなる職種が多いため、クリスマスは彼氏と過ごしたいという女性たちの希望とは裏腹に、多くのカップルが会えなかったり、別れたりしているのです。イベントに対する期待感や価値観は、男女で大きな違いがあるようです。
男性は会うことを目的とし、女性はつながりを目的にするという違いがあります。 男性は日曜日に彼女と会えば、月曜日から土曜日まで連絡がなくてもかまいませんが、女性は、彼と日曜日に会えば、また月曜日にメールで連絡し、つながりを持とうとします。彼とつながっているという確認を毎日したいと思っているからです。
だから、女性は遠距離恋愛ができますが、男性は遠距離恋愛が苦手なのです。その理由は「彼女が近くにいないから」ということです。 会うのを目的とする男性は、彼女が近くに住んでいないのなら、会うのがおっくうになり、面倒だと考えます、会うためには会社の休みを調整しなくてはいけないし、費用と時間がかかります。それなら30分圏内にいる女友だちのほうがいいと思うのです。
遠くにいる彼女から、いくらメールで愛情が届いたとしても、なんのありがたみも感じないし、男性はメールの文章を愛することはできません。よりリアルに抱ける愛を喜ぶものです。 つまり、メールよりも声が聞こえる電話のほうがいいし、電話より彼女と直接会ってキスでもできるほうがいいのです。 女性はメールのつながりだけでも恋はできますが、男性はそれはできないのです。それは男女の恋愛の欲求の違いによるものです。男性の恋の欲求は性欲であるのに対して、女性の恋の欲求は性欲より心や情なのです。 このような恋に対する欲求の違いからも、男女のすれ違いは起きています。
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