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女性は片思いの彼や大好きな彼の態度が少しでも冷たくなると、最初のような優しさを取り戻したいと思い、不安になるものです。 彼からの連絡が少なくなると、女性はすぐに「彼が誰か他の人を好きになってしまった」とか「自分のことを嫌いになった」などと考えますが、女性としては「どんなに忙しくても連絡くらいはできるはず」と思っているのでしょう。 連絡をくれない、会いたがらない、約束を守らないなどという彼の態度だけでは、連絡をしない理由がわからず、彼女としては憤りを感じるようになり、朝から晩までそのことばかり考えて、辛い日々をすごします。
人間は苦しい状態に長くいられません。そこで彼を問いただし、責めようと行動します。最初は彼に嫌われないように優しい言葉で訴えるのですが、それでも彼の無視が続くと、だんだんヒートアップしてきて、しつこいくらい彼にメールを送り続けたりします。 彼は虫の息ほどの返事をするけれど、やがて完全にダンマリ戦術をとります。彼に無視された女性は、不安と苦しみを解消させたくて最後の行動に出るでしょう。それは「自爆」という行動です。 つまり、 「別れたいっていうこと?」 「もう私たち、終わりなのかな」 「私のこと、嫌いになったら、言ってね」 などと自分から別れを切り出して、彼の愛を試しますが、その自爆行動で彼の心を取り戻すことはできません。ほとんどの男性が、その別れを受け入れるからです。
こうやって世界のあちこちで男女が別れています。破局の理由の第1位は、このように男性が女性をかまわなくなることにあるといっても過言ではありません。 女性は仕事を中心とした人生を歩んでいません。どちらかというと恋愛や友だちとの人間関係が中心ではないでしょうか。 なかには恋愛などはせず、仕事を中心に生きているキャリアの女性もいますが、これはほんの一部でしょう。一般的には、仕事より恋愛のほうが大切だと考えているはずです。
男性側の見ますと、彼は間違いなく、彼女を好きになり愛したのは事実でしょう。最初の数ヶ月間は、毎日が楽しくてたまらないと思っていたでしょう。 彼女ができて好きになり愛することは、男性にも人生の充実感を覚えますが、それと平行して仕事への責任感も増していきます。
男性の生活習慣は、仕事が中心で、仕事の中身によって、それぞれにかける時間を配分しています。そして男性は自由を好むため、自分の自由時間を確保してから彼女との付き合いを考えているものです。つまり彼女が作るとき、どの程度、彼女のために時間をかけられるのかを決めています。 「暇な時期は週に1回デートして、忙しくなったら月に1回デートできればいい」 このように、仕事と自由時間に影響がない範囲で付き合おうと考えています。 ところが実際は、男性の思い通りになりません。なぜなら女性は、恋愛を軸とした生活を送り、男性は仕事を軸とした生活をしているからです。 男性は恋愛を軸としていたとしても、最初だけでしょう。半年経てば男性は、仕事や「自分のための自由時間」を作らないとストレスが溜まっていきます。
どうも別れる時期は年末の12月に多いということですが、これはおそらく男性が年末で仕事が忙しくなり、デートもままならないようになってきたのが原因でしょう。
12月は仕事の総決算という時期でもあり、どの男性もその年の締めくくりとして仕事に集中してしまうため、彼女のことを考える余裕はなくなっています。 女性としてはもう少し我慢すれば別れなくてすんだかもしれません。 別れは、男性が仕事で忙しいときに多く発生しています。大事なのは、平気で一人遊びができる女性になることです。彼がいないなときにどう過ごすかが大切です。 女性にとっては、優しくてどんなに仕事が忙しくても、毎日メールや電話を欠かさないとか、毎日でも会ってくれるような男性を希望しているのでしょうが、これは無理な相談です。もし、こんな男性がいたら、仕事もまともにできないような男でしょうから、逆に女性のほうから別れを持ち出すべきです。 男は、将来妻子を養うべき責任を負わなければならないので、どうしても仕事優先で所得の安定を図る必要があり、仕事より恋愛を優先することはないのです。仕事は疲れますが生活のためなら頑張れますが、恋愛は疲れても、生活のためにならないというわけです。
仕事もストレスですが、恋愛もストレスで、どちらのストレスを取り除きたいかというと、それは間違いなく恋愛です。仕事を失ったら生きていけませんから。 「彼は極度のストレスを抱えたとき、いつでも恋人と別れるという覚悟がある」と女性は考えておいたほうがいいでしょう。このように考えるだけで別れの危機は回避できるはずです。 あるいは、「男は忙しいとき、恋愛では役に立たない」と思って期待せずに待つことも大切です。 女性は、男性が忙しいほど邪魔をする傾向があります。男性が忙しくなればなるほど、わざと自分たちの愛を確かめようとする心理が働くのです。ですが、現実、彼からの「もう疲れた。一人にさせてくれ」という返事でしょう。 だから、彼を放っておける女性になることです。その期間、あなたの役に立つのは彼ではなく、あなたの友だちや趣味、習いごとです。仕事でもいい、自分磨きでもいい、とにかく彼以外のものが、あなたのためになるのです。
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