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ふたりが恋人関係にあり、そのうえ深い関係にまでなっていた場合、彼があなたを振るというのは、相当の覚悟がいることであり、精神的にも大きなエネルギーを要するものです。 こういう状態で「友だちでもいいから」は逆効果になります。
とくに同棲していた事実があれば、お互いの生活の一部になっていたわけですから、そのパートナーと縁を切るというのは、どういう形であれ、相手も自分もお互いに心に深い傷を背負うことになります。 それでも、彼女を振るというのは、つまり、よほどのことが彼にあったと考えるのが妥当でしょう。 振られた女性は、最初はその事実を受け止めることができず、心が混乱して、相手にいろいろと説明を求め、女性に未練がある場合には、理由はどうあれ、相手に平謝りをするか、相手に媚びて、もう一度やり直して欲しいと、ひたすら頼むことでしょう。
それでも彼が納得しない場合には、「友だちでもいいから、別れるなんて言わないで」とか「恋人を越えた関係だから、ずっと一緒にいたい」と伝えるでしょう。 しかし、別れを切り出した以上、後戻りはできないのは覚悟の上ですから、彼としては、それをも拒絶するか、「今までのことはいい想い出にして残そう、これからは友だちとして付き合いたいと思う」と切り返すかもしれない。 これは、彼女の心を傷つけたくないという気持ちで、やさしく言ってはくれていますが、彼の心が揺らぐことはないのです。
女性としては、友だちでいられるなら、いつかは元のように、恋人に昇格できるのではないかと考え、いろいろな手段を使って復縁(復活愛)しようとしますが、たいていはうまくいかず、男性の心は、どんどん冷めていきます。 もし、復活愛が叶ったとしても、彼の冷えた心が熱くなることはないので、それはあなたの体だけが目的で、あなたを抱きたいときにだけ連絡してくるので、いずれはまた振られることになるでしょう。
あなたが特別の理由もなく振られたときや、彼に新しい恋人ができたわけでもないのに振られるような場合には、たいした理由でなくても、生理的にどうしてもガマンできないところがあるのです。こういう場合には、復縁は無理なのです。
たとえば、「あなたの寝姿が嫌いだ」「あなたの脇が臭い」「あなたの笑い方が好きになれない」「あなたの箸の持ち方がイヤだ」というような、なんでもないようなことでも、生理的に受け付けないものは、本質的に相性は合わないのです。 彼も、そういう生理的な理由は、あなたに話すことはないでしょう。 |
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